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LOGISTICS DATA COLLECTION GUIDE

物流データ収集の進め方:分析前にそろえる要件と台帳

物流データは、集めること自体が目的ではありません。何を判断するかを決め、対象範囲、粒度、定義、担当をそろえて、分析に使える状態をつくります。

START WITH A DECISION

最初に決めるのは、
何を判断したいか。

物流費の増加要因、納品・配送の実態、倉庫作業の負荷、在庫・拠点の見直しでは、必要なデータと定義が異なります。

対象業務、対象拠点、比較期間、判断する会議・担当者を先に決めると、不要な全件収集を避けられます。

01

物流コスト

費用明細と受注・出荷・配送条件を対応

02

配送・納品

予定・実績時刻、便、ルート、例外理由を対応

03

倉庫・現場

工程時間、処理量、要員、在庫・出荷波動を対応

04

在庫・拠点

需要、補充、在庫、能力、リードタイムを対応

COLLECTION LEDGER

物流データ収集台帳で
意味と入手条件を残す。

項目名の一覧だけでなく、そのデータがどの事実を表し、何と結合できるかを記録します。

業務イベント主な識別子確認する値分析前の確認
出荷実績出荷番号・SKU・拠点出荷日・数量・納品先受注や配送実績と結合できるか
運賃請求請求番号・便・委託先金額・費目・対象期間出荷やルート別に費用を対応できるか
入出庫作業作業ID・工程・担当開始終了・処理量・例外作業時間と物量を同じ単位で比較できるか

台帳には、データ元、対象期間、更新頻度、抽出担当、欠損・例外ルールも記録します。

SIX REQUIREMENTS

分析前にそろえる
6つのデータ要件。

ExcelやCSVを集める前に、この6点を確認すると、後から結合できない状態を減らせます。

01

識別子

受注番号、出荷番号、SKU、拠点、便などを何で結び付けるか

02

時点

予定・実績、開始・終了、締め日のどの時刻を使うか

03

単位

個、ケース、重量、容積、金額の単位と換算方法

04

対象範囲

対象拠点、商品、顧客、委託先と除外する例外

05

期間

繁閑や制度・運用変更を含む比較期間

06

品質管理

欠損、表記ゆれ、遅延入力、修正履歴の扱い

START SMALL

一つのテーマから
3段階で始める。

データ基盤の完成を待たず、少量のサンプルで現場の実態と合うかを確認します。

  1. 01
    対象を絞る

    一つの拠点、工程、課題に絞り、既存帳票とデータの所在を確認します。

  2. 02
    サンプルで検証

    番号、時刻、単位がつながり、現場の実態と矛盾しないかを点検します。

  3. 03
    台帳へ反映

    定義、欠損、追加項目を記録し、対象拡大または改善仮説へ進みます。

FULL DATA LIST

正式診断の項目一覧

受注・出荷、物流コスト、在庫、輸配送、現場作業など、正式なAI現状分析で確認する全11分類はAI簡易診断ページに掲載しています。

データ項目一覧を見る

SECURITY

相談前の機密データ送付は不要

初回相談は、課題、対象範囲、帳票・システム、入手できそうなデータの種類から整理できます。詳細データの利用目的と管理方法は正式支援前に確認します。

DATA FAQ

物流データ収集の
よくある質問。

すべてのデータがそろっていなくても分析できますか?+

はい。受注・出荷実績、物流コスト、在庫または作業実績の最小3点から、初期的な傾向分析と改善仮説の検討を始められます。

データの期間はどの程度必要ですか?+

季節変動や繁閑差を確認するには一定期間が必要です。最適な期間は業種や目的で異なるため、初回相談で対象範囲を決めます。

ExcelやCSVでも提出できますか?+

はい。Excel、CSV、既存システムからの出力など、現在用意できる形式を確認します。最初からシステム連携を構築する必要はありません。

個人情報や機密情報は必要ですか?+

分析目的に不要な個人情報は除外または匿名化できます。正式支援では、利用目的、管理方法、保管期間を事前に確認します。

START WITH AVAILABLE DATA

集める前に、
確認する範囲を整理。